猫はなぜ、窮屈な場所に入りたがるんだろう?

野生時代の猫は、木のウロや岩場の隙間などに入り込んで寝ていました。

多少の狭さなど、体の柔らかい猫にとって少しも苦にならないのです。
それよりも、体がピタッと周囲にはまり込んでいることで外敵の侵入が困難だということでそこは安心して眠ることができる場所となります。
ピタリと空間にはまれば自分より大きな動物は入ってこれなくなります。

狭いところに入りたがる習性は、人に飼われるようになってからも変わっていません。

猫飼い人にはよく目にする光景ですが、部屋の隅に横たう小さなダンボール箱にぴたりとハマってうずくまっていることがあります。
また、どこに行ったんだろう?と愛猫のゆくへを探していると、小さく開け放った箪笥の引き出しに入り込んでいることもあります。

猫は、一度そこが安全な場所だと確認すると、『安全なお昼寝場所』として記憶する習性があります。
繰り返して『使用』します。
時々、子猫のときに使用した場所なのに、体が大きくなっても『そこは安全な場所』と記憶されているので無理からに体を収めようとすることがあります。
まぁ、その光景はただ見て笑うしかありませんが・・・。


初めて、猫を家に連れてきた時、部屋に離した途端、猫は部屋の隅に逃げ込みます。
冷蔵庫の裏や洗濯機の裏、箪笥の隙間などに入り込んでしまいます。
親兄弟から離され、初めて連れてこられたお家です。
飼い主も、外敵に等しい見知らぬ人々です。

安心して眠れる場所を探して身を隠してしまいます。

そんな時は無理に引きずり出してはなりません。自分から出てくるまで知らん顔していましょう。

新鮮なお水と、おいしそうなご飯を用意して。
その家が安全な場所と認識できれば自分から勝手に出てきて何食わぬ顔をしてご飯を食べてくれます。

それまでは狭い空間に身を伏せて周囲を観察しながら安全を確認しているんでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です